春の訪れの「いかなご釘煮」が今年も炊き上がりました。
仕上がりが折れた釘のように見えるためこう呼ばれており、
前回は大きい方のふるせをご紹介いたしましたが、
今回は小さい方の新子をご紹介させて頂きたく書かせて頂きます。
新子は大きさこそ、ふるせには劣るものの、
味があっさりとしており、食べやすい仕上がりとなっております。
こちらも兵庫県明石は「魚の棚」で捕れたての新鮮な新子を
醤油・砂糖(ざらめ)・生姜でじっくりと炊き上げております。
ご贈答や地方発送も承ります。
300g 4,000円(送料込み)です。
量の調整も可能です。
お気軽にご相談下さい。
ごはんのおかずにしたり、
冷ややっこ(豆腐)の上にのせて食べてお酒のおつまみ、
おむすびの具にしたり、うどんや蕎麦の具材や、チラシ寿司等、
こちらもバリエーションは豊富です。
皆さま、ぜひどうぞ!
なお、こちらは量の期間が定められており、
期間限定(予想ですが3月の末ぐらいまで?)とさせて頂きます。
申し訳ございません。
いかなご(玉筋魚)とは?
北方系の魚で、海底が砂や砂礫の浅海に生息しており、
体は細長く槍形で、約25センチメートルまで成長し、
色は、背部が青褐色で腹部は銀白色。
背びれが長く、腹びれがない。そのひれも軟条だけで刺条はなく、
水温が約15度以上になる夏場には砂に潜って夏眠するためです。
明石・淡路近海では、12月から1月頃にきれいな底砂に産卵し、
くぎ煮に使用されるいかなごの漁の解禁は2月下旬から3月上旬。 兵庫県立水産技術センターが試験引きを行い 稚魚の成育などの調査結果をもとに
毎年漁を行います
カマスに似ている事からカマスゴと呼ばれる事もあります。
全国的に分布しているからか、地方によって呼び名が変わり、
くぎ煮を炊く神戸市垂水区や明石近辺では、
いかなごの稚魚を新子(シンコ)、成魚を古背(ふるせ)といいます。
他にも・・・ 関東:小女子 (コウナゴ)、 宮城地方:女郎人 (メロウド)、 九州方面:カナギ など、
色々な呼び名があり、
名前の由来については、糸のように細長い魚だからとも
何の魚の子か判らなかったことから、「いかなる魚の子なりや」の説もあります。
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