青葉が目に眩しいこの頃、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
ゴールデンウイークも終わり、初夏の気配を感じるこの頃です。
二日間だけお休みを頂き、南港で行われていた食博覧会に
勉強も兼ねて行って参りました。
4年に一度の大きいイベントのため、北海道から沖縄。
ドイツにインドにイタリア、フランス等
海外からも数々のお店が出店しておりその規模に圧倒されました。
和食のブースも設けてあって、
料理・器と共に大変刺激を受けました。
昨今は、欧米や諸外国で”あっさりとした味付け”の
和食がブームとなっているそうで、
「全部でありませんが、
逆に本国である日本が、”見た目が華やかで欧米の強い味付け”が
好みになっている傾向があるそうです。
勿論お互いに”良さ”が必ずあります。
和食には四季を感じさせる見た目と器、
しみじみとした味付けは海外料理に引けを取るものではありません。
新しい事を取り入れるのは悪い事ではありませんが、
古い流れをいともあっさり切り捨てるのは余りにも軽率です。
そうしないためにも、とにかく目の前の食材を
清潔に心を込めてお客様に美味しく食べて頂く。
この気持ちを忘れてはなりません。」
このナレーションを聞くためにここへ来たんだな、と
気持ちを引き締めました。
この時期にはやはり、タケノコや鯛をよくお出ししました。
今月末位までほかの春野菜も大変美味しいですし、
ぼちぼちと鱧も上がって参りました。
今月も新明石をよろしくお願いいたします。
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